見え方シミュレーション — その距離で、本当に確認できるか
「20m先の作業員がフルハーネスを着けているか」「工事看板の文字が読めるか」 「足場の手すりや緊結部の状態が分かるか」「開口部の養生が外れていないか分かるか」—— 機種・光学ズーム・距離・配信解像度を選ぶと、その条件で届く情報画素数まで 実際に画像を落として表示します。カメラを買う前に、モニター越しの見え方を 体感してください。
条件を選ぶ
フルハーネスを着けているか(ベルトの有無・掛け方)を判別できるか
デジタルズームや拡大表示では画素は増えません(表示が大きくなるだけ)。 細部を判別できるかは「対象の上に何画素割り当てられているか」で決まり、 それを増やせるのは光学ズーム・距離の短縮・配信解像度の引き上げだけです。
この条件の数値
画素密度(対象位置)60 px/m
フレーム内で対象が占める幅5.3 %
圧縮のきつさ(15fps 想定・品質対応は ASSUMED)0.129 bit/画素 → JPEG品質 81%
人物の短辺(肩幅0.5m)と既定レベル(仮設定値・ASSUMED)30 px — L1(存在が分かる)相当
| 対象の寸法 | 実寸 | 割り当てられる画素 |
|---|---|---|
| 身長 | 1.7 m | 約 102 px |
| 肩幅 | 0.5 m | 約 30 px |
| ヘルメット | 0.28 m | 約 16.8 px |
| ハーネスのベルト幅 | 0.05 m | 約 3 px |
このシミュレーションの前提
- 再現しているのは情報画素数・圧縮・照度の近似までです。 逆光・レンズ性能・手ブレ・雨や粉じん・WDR や被写体の動きは含まないため、 実機の映像はこのシミュレーションと異なる(多くは悪くなる)ことがあります
- 圧縮はブラウザ内で実際に JPEG エンコードした結果です(ブロックノイズは本物)。 ただしビットレート → 品質の対応は仮設定値(ASSUMED)で、H.264/H.265 の フレーム間圧縮(動きによる破綻・ブロックの引きずり)は再現しません
- 照度条件(減光・彩度低下・ノイズ量・IR のモノクロ化)は定性的な近似(ASSUMED)です。 実機の感度・ゲイン制御・IR 照射距離は機種ごとに大きく異なります。 左の基準写真は昼間のままにしています(肉眼との比較用)
- 対象に正対した近似です(斜めから見ると割り当て画素はさらに減ります)
- 基準写真は生成画像で、人物の身長 1.7m・看板幅 1.8m・足場のスパン(支柱間隔)1.8m・ 測量作業員の身長 1.6m・カラーコーンの高さ 0.7m と仮定して換算しています
- L1〜L5 の必要画素数は実機検証前の仮設定値(ASSUMED)です。導入判断の前に、 実機 PoC で「読めるか・判別できるか」を確認してください
- パノラマ(360/180度)カメラは投影が異なるため、パノラマの解説で扱います